三木ホースランドパークジャンプステークスの話

平成11年のグレード制導入元年から施行されたOP特別シリーズ第二弾

長い。

まず「三木ホースランドパーク」が長い。「地名+横文字」の東京ディズニーランドとか高輪ゲートウェイとかのパターン

んで「ジャンプステークス」も大概長いんだけど、これは致し方ない

「報知杯弥生賞ディープインパクト記念」みたいに色んなものがくっついて長くなった訳じゃないので端折れない。馬柱だと「三木HLPJS」みたいになって最早何だかわからねえぞ。

まあでも"Miki Horse Land Park"と4単語なぶん頭文字で略せるだけマシで、一単語のイルミネーションジャンプステークスの方がそういう意味では略しづらかったりする。

 

前置き終わり。

当初は中山大障害の翌日に施行、というなかなかぶっ飛んだ条件だったが、平成18年からは中山大障害の2週前に移行。その気になれば中山大障害へも行け、年明けの牛若丸JSとの間隔も空いて使いやすくなった。

更に平成25年からは中山GJの2週前に移行。距離も3,900 mから3,140 mへと短縮された。名称は短縮されず。一応メイショウアラワシやラステラのようにこっから中山GJへ行った馬もいるが、むしろニホンピロバロンアスターサムソンのように京都HJへのステップとしての性格が強くなった。

「賞金別定なのにJ・GIIと同じ距離」という個性を捨てた結果、レースレベルは向上したと言っていいと思う。中山大障害の前哨戦としての存在感が年々薄れてきているイルミネーションJSも名前を距離を短縮すれば面子が揃うんだったら、個人的にはそれでいいかなと思うんだよな