毎年何故か年末年始に更新することの多いこのブログ*1
先日JRAから障害競走の一部を主場に戻すとリリースがあった
ということで平成26年から続いてきた障害の第三場開催も一区切りついたこのタイミングで11年間のデータを振り返ってみよう
以下、特に断りがない限り未勝利戦のみの集計
まずはレース数と出走頭数から
総レース数 | 総出走頭数 | 平均頭数 | |
---|---|---|---|
福島 | 172 | 2125 | 12.35 |
新潟 | 200 | 2545 | 12.73 |
東京 | 62 | 773 | 12.47 |
中山 | 85 | 1035 | 12.18 |
中京 | 134 | 1752 | 13.07 |
京都 | 52 | 639 | 12.29 |
阪神 | 103 | 1123 | 10.90 |
小倉 | 117 | 1224 | 10.46 |
京都が少ないのはご存じの通り2年以上の休止期間があるから
東京より中山が多いのは金杯週や高松宮記念の翌週のように2場開催の日数が多いから
小倉の頭数が少ないのは単純にフルゲート頭数が少ないから
阪神の頭数が少ないのは障害馬の少ない6月~9月の施行が多かったからかな?
あと明らかに右回りより左回りの出走頭数が多いのも面白い
続いて競走中止のデータ
中止頭数 | 発生レース数 | 中止率 | 平均頭数 | レース/レース | |
---|---|---|---|---|---|
福島 | 151 | 93 | 7.1% | 0.88 | 0.54 |
新潟 | 87 | 71 | 3.4% | 0.44 | 0.36 |
東京 | 44 | 31 | 5.7% | 0.71 | 0.50 |
中山 | 66 | 43 | 6.4% | 0.78 | 0.51 |
中京 | 76 | 57 | 4.3% | 0.57 | 0.43 |
京都 | 46 | 30 | 7.2% | 0.88 | 0.58 |
阪神 | 63 | 50 | 5.6% | 0.61 | 0.49 |
小倉 | 53 | 44 | 4.3% | 0.45 | 0.38 |
数年前のうっすい集計に比べるとだいぶ競馬場ごとの傾向が出ている
steeplechase-fundamental.hatenablog.com
件数では福島がブッチ切りのトップ、率では福島と僅差ながら京都が1位という結果に
しかし統一的な傾向が見えないのが不思議なもので、置き障害のコースが少ないのかと思いきや小倉も少ないし、襷以外は置き障害の福島は多い
小倉は多頭数が少ないからか、と思ったが阪神は普通に多いしなあ
京都が多いので障害の台数に比例するのかと思いきや、台数の少ない中山や福島も多い
ただ京都は他場に比べて集計期間の母数が少ないので何とも*2
いずれにせよ福島が多く、新潟や中京が少ないのは確かで、たまに「福島競馬場は大改修が入って襷コースは廃止される」という噂話が流れて来るが、真偽はともかくこれを見るとやむを得ないのかなとも思っちゃうよね