令和3年度 春季競馬番組の話

先日、来年度の春季競馬番組が発表された。

特に来年は京都競馬場の改修の関係で大幅な変更が予測されていたが蓋を開けてみると、

  • 万葉Sで(平地の)中京芝3,000 mがお目見え
  • 準OPの松籟Sが芝外内3,200 mに
  • 大阪-ハンブルクCがOPに再昇格し芝外2,600 mに

等々距離設定ヲタクにとっては絶頂モノの番組になったわけですが、以前ココで話した「阪神大賞典の前週に中山3,200の準OP」がちょっと歪んだ形とはいえまさか実現することになるとは思わなかったわけで、そうなると「オジュウチョウサン 松籟Sに参戦へ」みたいなちょっとヤな予感がしないでもないんですが、

まあ本ブログは障害レースのブログなので障害の話をするよ。あ、そうだ京都HJの中京3,900も初登場だね

そんなことより、1回・2回の小倉開催中は全ての障害競走を小倉で行う

全てだよ、すべて。全部。牛若丸も春麗も全部。

以前、1回小倉で障害を行わない理由として

  1. 美浦から小倉は遠い。
  2. 小倉の未勝利戦はフルゲートが12頭しかない。
  3. 積雪で施行できないリスクがある。

というのを挙げたが、ホントにやるの?って感じだ。

  1. 1/10の未勝利戦から3/14の未勝利戦まで2か月以上本州で障害競走が行われない。小倉の重賞を勝った関東馬が過去3頭しかいないことでもわかる通り、交通の便が良くなった現在でも関東の調教師は小倉遠征には非常に消極的である。わざわざ障害の未勝利馬のために小倉まで行くかなあ?
  2. 夏季の場合は平地の未勝利馬が流れてくる直前ということもあり少頭数なので特段問題は発生していない(と思われる)。別に関東馬は新潟使えばいいし*1。冬は多いぞ未勝利出走馬。しかも主場と小倉みたいな変則施行ですらないし。
  3. ただですらフルゲート少ないのに降雪で競走潰れたらカオスだぞー

いや、マジでびっくりしたけどよく美浦の調教師受け入れたなこれ。何か保障でもあるのかね

*1:コース形態が全く異なるが