中京3,600 mの話
Twitterのフォロワーの一部は薄々気づいているかもしれないが筆者は距離設定マニアである
距離設定マニアとは「中山ダ2,500」や「小倉芝1,700」のようなレアな距離設定を見ると興奮する変態のことである
さて、中京の障害には4種類*1の距離設定がある。短いほうから3,000・3,300/3,330・3,600・3,900/3,940。丁度300 mずつで綺麗
このうち施行実績があるのは未勝利戦用の3,000 mとOP用の3,300/3,330 mのみ
3,900/3,940 mは代替開催になったときに阪神SJ等を施行するためだと思われる
問題は3,600 m。「京都JSや阪神JSの代替用じゃないの?」と思うかもしれないが、それなら3,300 mで事足りる話。そもそもコース図を見てほしい。3,600 mのスタート地点は3,000 mから600 m下がっただけ。障害の数は3,000 mと変わらないのである。ちょうど東京ダ3,000とダ3,300の関係に似ている
ここまで助走距離が長いとフルスピードで障害に向かっていくことになって危ないと思うんだけどなぁ
ちなみに改装前の中京にも3,600 mの距離設定はあった。3コーナーからのスタート。片面の7号障害が置かれないため、飛越する障害は3,330/3,370 mと同じ10台。いや、お前も同じなんかい
旧中京の3,600 mは阪神障害Sの代替として数回使われた。「やっぱり新中京の3,600も阪神JS用じゃん」と思いきや、平成18年の阪神JSは中京の3,330 mで行われた。
果たして中京の3,600 mは日の目を見る日が来るんだろうか。個人的には平地で見てみたい
*1:コースの違いを考慮すると6種類