阪神の障害コースの話
中山の障害コースの特徴は?と訊かれたらそりゃ大竹柵と大生垣を擁する大障害コースでしょ、となる。高低差5.3 mの深い谷も他に類を見ない
京都も飛び上がり飛び降り台という唯一無二の障害を有している。やたらと障害の
台数が多いのも特徴
東京の障害コースはこれら2場に比べると劣るが、直線4つの連続障害は特徴的と言える。カセット式障害の導入によって置き障害の難易度が変わるのも面白い。ややマニアックだが150 cm級の障害を3台も飛越する競走は東京ハイジャンプだけである
じゃあ阪神は?と言われると特徴的な障害が思い当たらない。一応9号障害は「直線ダートの時にだけ使う障害」という意味では日本で唯一だが、阪神を代表する障害がそれってことはないだろう
阪神スプリングジャンプの「芝コースからスタートして障害コースに入る」というコースは確かに特徴的で、これを考えた人は天才だと思う。が、あくまでコースの特徴であって障害の特徴ではない
完全に難癖つけてるだけだが「阪神といえばコレ」という障害の一つが欲しい
襷の竹柵を阪神SJのときだけ150 cmにしてみるとかさ
最後にフォローしておくと、オーソドックスなコースなので阪神で結果が残せる馬は他所でも通用する馬である